2つのリストを比較・照合するツール

貼り付けたリスト、Excel列、CSVデータをすぐに比較。共通項目、差分、重複、片方だけにある項目をブラウザ内で抽出できます。

リストA 0
リストB 0

リストを比較する方法

2つのリストを目で見比べる作業は、20行を超えたあたりで限界がきます。このツールなら、どんな量のデータでも一度の操作で処理できます。データを貼り付けて比較ボタンを押すだけで、「何が足りないか」「何が一致しているか」「何が重複しているか」を自動で分類します。

  1. リストAを貼り付ける:左側の入力欄に、1行につき1項目ずつ貼り付けます。基準となるマスターリストを入れるのが一般的です。
  2. リストBを貼り付ける:右側の入力欄に貼り付けます。ファイルをアップロードすることも可能で、.txt.csv・Excel(.xlsx)のいずれの形式にも対応しています。ファイルはブラウザ内で直接読み込まれます。
  3. オプションを設定する:Excel、CRM、データベースからエクスポートしたデータには目に見えない末尾スペースが含まれていることが多く、これが不一致の最大の原因になります。該当する場合は「空白をトリム」をオンにしてください。大文字・小文字の表記が両方のリストで異なる場合は「大文字小文字を無視」をオンにします。
  4. 比較を実行し、必要な結果タブを開きます。

空白行は自動的に無視されるため、スプレッドシートの列をそのまま貼り付けても問題ありません。


結果の見方

このツールはリストの差分チェッカーであると同時に、重複除去ツールでもあります。1回の比較で、次の6種類の結果が生成されます。

  • Aのみ — リストAに存在し、リストBには存在しない項目
  • Bのみ — リストBに存在し、リストAには存在しない項目
  • 両方に存在 — 2つのリストの共通項目(積集合)
  • すべての一意な項目 — 両方のリストを統合し、重複をすべて除去したもの
  • Aの重複 — リストA自体の中で複数回登場する項目
  • Bの重複 — リストB自体の中で複数回登場する項目

それぞれの結果はプレーンテキストとして表示されるため、そのままスプレッドシートやCRM、スクリプトにコピーして利用できます。


このツールが向いている用途

Excelの数式を使わない列比較。 VLOOKUPが見た目は同じデータなのに#N/Aを返す最大の原因は、目に見えない末尾スペースです。2つの列をコピーしてここに貼り付け、「空白をトリム」をオンにするだけで数秒で解決します。

メールリストの管理。 配信前に配信停止リストと突き合わせる、複数の見込み客リストを重複なく統合する、2つのキャンペーンセグメントの重複を見つける——といった作業に使えます。

ID・SKU・URLの照合。 在庫データと基幹システムのレコード突き合わせ、移行元と移行先のデータベースIDの照合、クロールしたURLとサイトマップの比較など、「何が抜け落ちているか」を確認したい場面全般に対応します。


できないこと

無駄な期待をさせないために、正直に制限も書いておきます。

  • 一度に比較できるのは2つのリストまで。 3つ以上のリストを比較する場合は、まず2つを比較して「すべての一意な項目」の結果をコピーし、それを3つ目のリストと比較してください。
  • 比較の単位は行全体で、行の中の特定の列ではありません。 山田太郎, yamada@example.comのような行はそのまま1つの文字列として扱われます。比較したい列だけを事前に抜き出してから貼り付けてください。
  • 完全一致のみに対応。 空白のトリムや大文字小文字の無視をオンにした後でも、項目は完全に一致している必要があります。表記ゆれ(Jon SmithJohn Smithなど)を同一とみなす曖昧一致機能はありません。
  • 処理能力はお使いの端末に依存します。 処理はすべてローカルで行われるため、サーバー側の上限ではなく、端末のメモリが実質的な上限になります。数万行程度であれば通常のパソコンで問題なく処理できます。

データはブラウザの外に出ません

リストとして扱われるデータは、顧客のメールアドレス、社員名簿、社内SKU、データベースIDなど、決して些細な情報ではありません。このツールは完全にブラウザ内(クライアントサイド)で処理されます。比較エンジンはお使いの端末上のJavaScriptとして動作し、データはどこにもアップロードされず、保存もされません。タブを閉じればデータは消えます。ウェブツールの手軽さと、オフラインアプリケーションと同等のデータ管理を両立しています。


よくある質問

比較は大文字・小文字を区別しますか?

初期設定では区別します。Appleappleは別の項目として扱われます。同一として扱いたい場合は「大文字小文字を無視」オプションをオンにしてください。メールアドレスや氏名を比較する際によく使われます。

3つ以上のリストを比較できますか?

直接はできません。まず2つのリストを比較し、「すべての一意な項目」の結果を統合済みのベースとしてコピーします。それを3つ目のリストと比較すれば、実質的に3つのソースをカバーできます。

「すべての一意な項目」と「Aの重複」の違いは何ですか?

「すべての一意な項目」は成果物です。両方のリストを統合し、重複を取り除いたクリーンなマスターリストとして利用できます。一方「Aの重複」は警告です。リストA自体の中に同じ値が複数回含まれていることを示しており、多くの場合、比較を実行する前に修正すべきデータの乱れを意味します。

項目の順番は結果に影響しますか?

影響しません。比較は各項目がもう一方のリストに存在するかどうかだけを見ており、位置は関係ありません。貼り付ける前にリストを並べ替える必要はありません。

見た目が同じ項目なのに別物として扱われるのはなぜですか?

多くの場合、目に見えない文字が原因です。末尾や先頭の空白、あるいは異なるエクスポート元による大文字・小文字の表記ゆれなどが考えられます。「空白をトリム」と「大文字小文字を無視」をオンにして再度比較を実行すると、ほとんどの誤検出が解消されます。