無料・登録不要で使えるオンラインバーコード作成ツール
Code 128やJANコード(EAN-13)などの一次元バーコードと、QRコードをブラウザ上で無料作成できるツールだ。会員登録やソフトのインストールは一切不要で、作成したバーコードはその場で高解像度PNG(300DPI)またはSVG形式でダウンロードできる。
最大の特徴は、WebAssembly(WASM)による完全ローカル処理にある。入力した文字列やアップロードしたファイルは、外部のサーバーに送信・保存されることが一切ない。在庫コード、製品シリアル、顧客管理番号といった社外に出せないデータを扱う場合でも、情報漏洩のリスクなくバーコードを発行できる。
3つの作成モード
1. 手動入力:1つずつ確認しながら作成
テキストボックスに数字や英数字を入力するだけで、バーコードがリアルタイムでプレビュー表示される。バーコードの下に表示するラベル(品名や管理番号など)も自由に設定でき、仕上がりを確認してからすぐにダウンロードできる。「とりあえず1枚だけ必要」という場面に最適だ。
2. ファイル一括作成:ExcelやCSVから大量生成
Excelファイル(.xlsx)またはCSVをアップロードすると、リスト内のすべてのデータからバーコードを一括生成し、ZIPファイルでまとめてダウンロードできる。ファイルの作り方はシンプルで、**A列にバーコードにしたい値、B列にラベル(任意)**を入力するだけでよい。数百〜数千件のリストでもブラウザのメモリで高速に処理でき、サーバーエラーで止まる心配はない。
詳しい手順とExcel側の注意点は、ExcelやCSVでバーコードを一括作成する方法で解説している。
3. 連番一括作成:シリアル番号や管理番号を一瞬で発行
開始番号と件数を指定するだけで、「ASSET-0001、ASSET-0002…」のような連番バーコードを一瞬で大量生成できる。備品・固定資産の管理ラベルやシリアル番号、ロット番号の発行など、番号が連続するケースならExcelでリストを作る手間すら不要だ。具体的な活用例は連番バーコードを一括作成する方法で紹介している。
対応しているバーコード規格
- Code 128:数字・英字・記号に対応した、最も汎用性の高い現代の標準規格。高密度でコンパクトに印刷でき、物流ラベルから社内管理まで幅広く使える。
- Code 39:構造がシンプルで堅牢な規格。工場の部品管理や固定資産ラベルの定番として、古いスキャナー環境でも確実に読み取れる。
- JAN(EAN-13):日本国内の小売商品に使われる標準コード。12桁の数字を入力すれば、チェックディジットを自動計算して正しい13桁のバーコードを生成する。商品用JANコードの詳細はJANコード生成ツールを参照してほしい。
- EAN-8:小型パッケージ向けの短縮版(8桁)コード。
- UPC-A:アメリカ・カナダ向け商品に使われる北米の流通規格(12桁)。
- QRコード:URLや日本語(漢字・かな)を含む長文テキストに対応した二次元コード。
どの規格を選ぶべきか迷った場合は、主要な一次元バーコードの違いと使い分けで用途別に解説している。
出力形式:印刷でぼやけない300DPIのPNGとSVG
一般的な無料ツールの多くは72〜96DPIの低解像度PNGしか出力できず、印刷するとバーが滲んでスキャナーが読み取れなくなることがある。当ツールのPNGは300DPI固定で出力されるため、テプラやゼブラなどのサーマルプリンター、レーザープリンターでそのまま印刷用データとして使用できる。
さらに大きなサイズが必要な場合は、拡大・縮小しても1ピクセルも劣化しないベクター形式(SVG)を選択すればよい。Illustratorやラベル作成ソフトにそのまま配置できる。
よくある質問
無料ですか?商用利用はできますか?
完全に無料で、回数制限や透かし(ウォーターマーク)もない。作成したバーコードは社内業務・商品ラベル・販促物など、商用目的でも自由に利用できる。
入力したデータはサーバーに送信されますか?
いいえ。バーコードの生成処理はすべてあなたのブラウザ内(パソコン上)で完結する。入力した文字列もアップロードしたExcel/CSVファイルも、外部サーバーに送信されることは一切ない。
JANコードのチェックディジットは自動計算されますか?
はい。12桁の数字を入力すれば、ツール側で自動的に正しいチェックディジットを算出し、13桁の正確なJANバーコードを出力する。手計算やExcel関数での算出は不要だ。
作成したバーコードがスキャナーで読み取れない場合は?
多くの場合、原因は印刷品質にある。バーコードの左右に十分な余白(クワイエットゾーン)を確保し、縮小しすぎずに300DPIのPNGまたはSVGで印刷すれば、ほとんどの読み取りエラーは解消する。まずはスマートフォンのカメラで読み取れるか確認してから、本番の印刷に進むのがおすすめだ。
日本語(全角文字)をバーコードにできますか?
Code 128やJANなどの一次元バーコードは、半角の数字・英字・一部記号のみに対応している。日本語を埋め込みたい場合は、規格の選択でQRコードを選べば、漢字・かなを含むテキストやURLをそのままコード化できる。